ソフトバンクのピッチャーが3塁方向を見てなげる理由とは?

1911月 - による ナカタイ - 0 - フォーム

ソフトバンクのピッチャーは足を上げた後、3塁方向を見る投手が多いと言われています。

キャッチャー方向から1度目を切るわけですから、コントロールがつかなさそうですが、どうして3塁方向を見るのでしょうか?

それは、

フォームの再現性を高めるため

体の開きを抑えるため

この2つではないかと思います。

毎回足を上げたときに同じポイントを見ることで、まっすぐ立てているか確認することができます。

足を上げた時にぐらぐらしてしまうとフォームが毎回変わってしまいます。

プロの1流投手になるほどミリ単位で同じフォームを再現しようとしています。

当然同じフォームで投げることで球速やコントロールの向上、怪我の予防につながっていきます。

そしてもう一つの理由に挙げている、体の開きを抑えるとはどういうことでしょうか?

あるピッチャーが投げるときに意識していることに「横の時間」を大事にしていると言っていました。

「横の時間」とは重心移動の事です。

体重移動をしているときは踏み込んだ脚が地面につくまで、体は開かずに「横移動」を行います。

体が開きながらの体重移動

体の開きを抑えた体重移動

ピッチングは体重移動と回転運動の2つに分けられます。

この2つを別々に行えるとパワーが最大限に発揮されますが、体重移動しながら回転運動を行ってしまうと、回転がスローになってしまい、出力が軽減してしまいます。

足を上げた時からずっとキャッチャー方向を見ていると体が投げたい方向に無意識に向いてしまい、開きが早きやすくなるのです。

もちろんキャッチャー方向から1度目を切るわけですから投げにくい人もいるかと思いますが、目的を理解したうえで試してみるのは良いかもしれませんね。

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