ピッチャーと内野手の肘の使い方の違い
タイトルにあるようにピッチャーと内野手では肘の使いかたが違います。
厳密にいうと
少し時間はかかるけど強いボールを投げたいとき
と
少しボールは弱いけど素早く投げたいとき
の投げ方は一緒ではないのです。
それは
肘の角度です。
トップを作ったところで肘が90度くらいだと、腕を大きくしならせることができます。
頭からボールの距離が大きいほど強いボールを投げることができます。(弓を強く引いて矢を放つイメージ)
その分腕の運動範囲も大きくなるので時間がかかるということです。
トップを作るときに肘を曲げていると腕のしなりは減りますが、コンパクトに腕を振ることができるので素早く投げるのに適しています。
キャッチャーや内野手に向いている投げ方と言えます。
内野手でもピッチャー投げのような投げ方をしてしまう選手がプロにもいます。
それは
中日の根尾選手です。
ご存知の通り根尾選手は高校時代、ピッチャーとしても活躍していたので、その影響があるのかもしれないですね。
高校時代はその強肩で少しスローイングに時間がかかっても十分だったのでしょうが、プロのスピードになると間に合わない場面もあったのではないでしょうか。
今季から根尾選手はひとまず外野手に専念するようですが、私はこの辺りも影響しているのではないかと考えています。
むしろ外野の方が、根尾選手の強肩ぶりが発揮されそうですね!
ちなみに同じチームのレギュラーショートの京田選手と比較すると分かりやすいので載せておきます。
いかがでしたでしょうか。
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