アップの前に行いたいアップ~股関節編~
野球部のアップといえば全員で脚をそろえてランニングを行い、ストレッチやダッシュなどを行うことが多いかと思います。
全員で大きな声を出して、みんなと同じ動作を行うことで、チームの士気も上がりますし、強いチームほどビシッと行っている印象があります。
しかし、みんなと同じことをしていても、同じようにしか成長できません。
アップを体を温めるだけではなく、しっかり行えば素晴らしいトレーニングになります。
そこで今回は、アップの前に行いたいセルフアップとして股関節のトレーニングを紹介します。
アップの前にルーティンとして行うことで
その日の調子を知れることができる
ことが出来ますし、
怪我の予防
につながります。
もちろんトレーニングなので
バッティングの飛距離やピッチングの球速、また足が速くなることも期待できます!
ぜひ取り入れてください!
まずは股関節の内旋という動きです。
股関節を伸ばした時に足を外側に開き、戻して曲げていきます。
股関節をしっかり動かして、スムーズに動くようにしましょう。
左右10日ずつ行います。
次は股関節が曲がった状態で股関節の内旋運動です。
股関節の内旋という動きは同じですが、今度は足を広げて座った状態で行います。
野球は特に回旋(体を捻る)系の動きが多く、この回旋を背骨で行うか、股関節で行うかでパフォーマンスが大きく変わります。
プロや社会人などトップのレベルで活躍できる人はほとんど股関節の使いかたが上手く、柔軟性も高いのが特徴です。
左右10回ずつ行ってください。
次は仰向けになって股関節を大きく8の字に回します。
この時体幹がぶれないように腹圧をしっかりかけて行ってください。
スムーズに股関節が動かせるかチェックしながら行いましょう。
左右10回ずつ行ってください。
カベに手を付けて行います。
軸足の股関節を軸にして体を水平にするように倒します。
軸足側はもも裏をしっかりストレッチして、振り出す脚は股関節の前の筋肉(腸腰筋)を意識して素早く引き込むように行ってください。
左右10回ずつ行ってください。
いかがでしたでしょうか。
股関節はこの4種類、大体2~3分で終わるので是非取り入れてください。
このほかにも肩関節や体幹もアップ前に行ってほしいトレーニングがありますので次回紹介したいと思います。
このブログでは少しでも皆さん気づきや考えるきっかけになればと思い発信し続けています。
また次回よろしくお願いいたします。
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