緊急降板の菅野投手。フォーム的な変化は?

25月 - による ナカタイ - 0 - フォーム

4月29日の阪神巨人戦を観戦していると、なんとエース菅野投手が3回で緊急降板。

試合後の発表では右ひじの張りが原因とのことでしたが、フォーム的には明らかに躍動感のないフォームに見えました。

菅野投手はここまで防御率3.78、3勝3敗と本来の姿ではなく、この日も平均球速は大体140キロ前半のボールが多かったです。

そこで、菅野投手のキャリアハイと思われる、2017年のフォームと比較してみたいと思います。

やはり全体的な躍動感に欠ける印象があります。

まずは重心移動。この辺りまではあまり違いはないように感じます。

リリースポイントではだいぶ違いがみられます。

ステップ幅が狭いので、腰の位置がだいぶ高くなっています。

また左股関節の屈曲も少ないので上体が起き上がったところで放しています。

2017年はバッターに近い位置で投げていたので打ちにくかったと思われます。

フォロースルーも頭の位置が高くなっており、いわゆる立ち投げと呼ばれるような感じで、体全体を使えておらず、手投げになってしまっています。

こうして見ていると、腕のしなりを少なくして、小手先で投げているように見えます。(これで140キロ以上のボールである程度まとまった投球ができるのがすごいですが...)

原因は下半身や胸郭の柔軟性の低下なのか、発表にあったような肘の張りをかばうタメになってしまったのかはわかりません。

もし、前者の方ならコンディションを整えていけば、問題ないと思いますが、肘をかばってのフォームであれば少し時間をかけた方が良いかもしれません。

菅野投手といえば2020年のオフにメジャー移籍を試みたが巨人に残留となったことがありました。

契約の事はわかりませんが、もしかしたらその時から肘や肩に不安が見つかってしまい、契約に至らなかった可能性があると思っています。

菅野投手はまだまだ活躍してもらいたい選手の一人なので、無理をせずにまた素晴らしい投球を見せてもらいたいなと思います。

いかがでしたでしょうか。

このブログでは少しでも皆さん気づきや考えるきっかけになればと思い発信し続けています。

質問等あれば公式ラインの方からよろしくお願いいたします。

ではまた!

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