体幹の筋出力を改善するためのコンディショニング方法
野球選手に限らず、どのスポーツにも必要とされる「体幹」という言葉。
最近では一般の方でも体幹が大事!ということは知られてきているなと感じます。
では体幹とはなんでしょうか?
私の解釈では、良い姿勢を保つ能力のことを指す場合が多いかなと思います。
「良い姿勢」を保つことで手足の筋出力、つまりパワーを発揮しやすくなり、また操作性も向上するというのが一般的な解釈ではないでしょうか。
では「良い姿勢」とはなんでしょうか?
基本的に悪い姿勢で多いのが「猫背」の姿勢です。
特に現代社会ではパソコンやスマホの影響もあり、猫背になる方が多いとされています。
猫背はスポーツ選手には絶対良くない姿勢です。
猫背=手足の筋力ダウン=野球下手であることは間違いありません。
今回は猫背にならないための骨盤エクササイズについて紹介していきます。
アップ前などに行っておくと、意識高い系として監督さんの印象もアップかも?
猫背になってしまう原因の一つに骨盤や股関節の柔軟性の低下が考えられます。
授業中に背中を丸くして座ってしまうのが癖ついてしまっている人は要注意です!
姿勢を保つために重要な三つの動きについて説明します。
まずは
股関節の外旋という動きです。
あぐらを掻くような動きですね。
次に股関節の内旋という動きです。
お姉ちゃん座りみたいな動きです。
最後に仙骨の前傾です。
仙骨ってなに?と思われるかもしれませんが、簡単にいうと骨盤の真ん中の骨です。
仙骨はわずかに動きのある関節ですが、周囲の筋肉が緊張していると動きが悪くなり、体幹の筋力が低下するだけでなく、腰痛やヘルニア、疲労骨折などの原因にもなり得ます。
この三つの動きを意識したトレーニングを行うことで、怪我の予防と体幹の筋出力の向上、つまりホームラン打てて140キロ投げるような選手になれる可能性が高まるということです。
膝を外側と内側に向けるように動かします。
だんだんお尻を深く落としていきます。
仙骨をしっかり持ち上げるように行います。
以上3つの運動をアップ前に行うのがオスススメです。
回数は特に決めずにしっかり動きを確認できれば良いかと思います。
ぜひお試しください!