体重を増やすだけではダメ!?野球選手のオフシーズンの過ごし方
オフシーズンになると多くのチームがトレーニングを積んで、体を大きくしようと頑張っていると思います。
やはり体が大きい方が野球というスポーツは有利です。
ですがただ体重を増やすだけでいいのでしょうか?
体重が増えても脂肪が増えすぎてしまっては、体が重くなってしまい、怪我のリスクも高くなります。
脂肪はつけすぎずに筋肉量を増やして体重を増やすことが重要になります。
ウエイトトレーニングを行いとにかく食事量を増やす、タンパク質を取ったり、プロテインを飲むなどしているして頑張っても実際筋肉量が増えているのか自分で調べることができないと、モチベーションが保てず、効率よく筋肉を増やすことができないかもしれません。
そこで今注目されているのが「除脂肪指数」という計算方法です。
体重から脂肪の除いた体重を除脂肪体重といいます。
野球は除脂肪体重が大きいほど球速や打球速度が上がるという研究結果があります。
なので今まで除脂肪体重を増やしましょう!と言われてきました。
ただ、これだけでは身長が高ければ除脂肪体重は多く出るので、個人の目標として数値を出すのは難しくなります。
そこで、身長に合わせた数値を出すことができれば、個人の目標として設定することができます。
それが「除脂肪指数」です。
体脂肪量=体重×体脂肪率
除脂肪体重=体重ー体脂肪量
除脂肪指数=除脂肪体重÷身長(M)÷身長(M)
少し計算方法はめんどくさいですが、Googleで除脂肪指数で調べればKeisanというサイトがすぐ出てきますので、身長と体重と体脂肪を打ち込めばすぐ出せます。
私でいうと身長170.5cmで体重69.5キロ、体脂肪率が18.0%だったので除脂肪指数は19.63でした。
野球選手でいうと、高校生の平均が17.6で甲子園出場校の平均が19.4というデータがあります。
大学生のトップレベルで21、プロ野球選手の平均が22とも言われています。
この数値は体重が増えても体脂肪が多ければ数値は下がっていくので、いかに筋肉だけを増やしていけるかの目安になります。
毎日体重を測って自分の除脂肪指数を把握しておくことで効率よく筋肉量を増やすことができると思います。
ぜひオフシーズンのトレーニングに活かしていただきたいです。