阪神青柳投手、今季の不調の原因はブリッジ!?

2112月 - による ナカタイ - 0 - Uncategorized

こんにちわ

沖縄で理学療法士と高校野球のトレーナーをしているものです。

整形外科や高校野球の現場で色々な選手を見ている私ですが、カテゴリーやパフォーマンスが高い選手ほど、柔軟性が優れているものです。

特にアスリートと一般の患者さんでは関節可動域が全く違います。

これは生まれ持った柔軟性だけではなく、日々の努力の賜物だということは言うまでもありません。

そんな中、気になる記事を見つけました。

それは今年優勝した阪神タイガースの青柳投手がデイリースポーツ読者に向けて配信されている「青柳soul」と言う記事でした。

青柳投手といえば阪神タイガースのエースで去年まで2年連続の最多勝に輝き、今年の開幕投手でもありました。

しかし、今年は過去2年と比べ少し物足りない成績ではありました。

記事の中で青柳投手は「去年まで難なくできたブリッジが今年は結構しんどかった」とおっしゃっておられました。

ブリッジは野球選手には非常な重要な項目で、綺麗なブリッジができる選手とできない選手で比較した研究で、綺麗なブリッジができる選手の方が球速と回転数が高かったと報告されています。

綺麗なブリッジとは半楕円形の形を取れている状態で、肩関節の屈曲、脊椎の伸展、股関節の伸展可動域が十分に必要となります。

◎:踵がついたまま、反楕円形

○:半楕円形まで行かなくても均等な弧を描く

△:胸郭の拡張、胸椎の伸展または股関節の伸展が不十分

×:全ての関節の伸展運動が不十分

このような感じでブリッジが綺麗にできるかをチェックして選手に伝えて、可動域が不十分の所のストレッチを行なってもらいます。

これができなければピッチャーはできません。

青柳投手の不調の原因は様々あったかと思いますが、やはりコンディショニングが例年通りではなかったようですね。

コンディショニングが崩れてしまうとメカニック、投球フォームの崩れにつながってしまい、思うような投球はできなくなってしまうのは想像できますね。

青柳投手は今年30歳なので年齢的な勤続疲労の影響かもしれません。

オフシーズンで身体の疲労を抜いて、また来年以降最多勝を取った時のような活躍を願ってやみません!

このブログを読んでくれている方の中に小学生や中学生、高校生で綺麗なブリッジができない方がいれば、それはただのストレッチ不足です!

柔軟性はやれば必ず改善します!今日から毎日やりましょう!

ブリッジができるようになれば一気に球速アップもあります!

がんばりましょう!

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