高校野球部の帯同に行ったら腰椎の疲労骨折が多すぎた
こんにちわ
沖縄で理学療法士と高校野球のトレーナーをしているものです。
先日、とある高校の野球部に2024年初めての帯同に伺ったところ、腰椎の疲労骨折が3人、腰椎ヘルニアが1人おり、練習を外れて別メニューで行なっていました。
聞くところによると、疲労骨折の3人はみんな11月頃に発症し、現在2ヶ月ちょっとと言う所でした。
腰椎の疲労骨折は大体3ヶ月程度腰椎に負担をかけなければ完治できると言われているので、あと1ヶ月では復帰できるかと思います。
彼らにはまず股関節を中心とした柔軟性のチェックや体幹のスタビリティーなど評価し今できる範囲のトレーニングやストレッチを指導しましたが、全員とにかく股関節が硬かったです。
股関節には内旋と外旋と言う動きがありバッティングでいうと踏み込んだ後に腰を回していく動きに関連しています。
腰を回すときに股関節の可動域が狭いと腰椎という腰の骨に負担がかかり股関節が回らない分腰が回りすぎてしまい、疲労骨折が起こると言われています。
受傷した選手たちによくよく聞いてみると、11月頃に鉄パイプを低めギリギリを想定して振り込んでいたそうです。笑
無理な体勢で重い(かは分かりませんが)バットを振り込むのはやはり危険ですのでやめた方がいいですね。
ストレッチはあまり好きじゃない選手が多いと思いますが、怪我の予防だけでなくパフォーマンスアップにも関係しますので、しっかりやりましょう。
お風呂に入ったらストレッチして寝る!毎日やりましょう!