肘の外側が痛いとやばい!?離断性骨軟骨炎とは?

今日は怪我について書いていきたいと思います。

野球選手にとって多い肘の怪我ですが、肘の怪我にもいろいろあります。

内側、外側、後ろ側と痛める場所によって原因や治療法異なってきます。

今回は体の出来上がっていない小学生に多く、重症化すると手術の可能性もある離断性骨軟骨炎という病気について説明していきます。

ボールを投げるとき肘の内側は牽引ストレス(引っ張られるストレス)がかかり、外側は圧迫ストレスがかかります。

内側には内側側副靭帯という肘を守る靭帯があります。しかし、子供のうちはまだこの靭帯が骨にしっかりついてません。なので靭帯が骨からはがれたり、その周囲の筋肉を痛めることが多いです。

内側の靭帯がぐらぐらした状態で投げていると今度は外側が圧迫されてしまいます。

外側の軟骨がぐりぐりされ軟骨が変形してしまいます。

受傷初期であれば安静していれば治りますが、その期間は6~9か月と言われています。

それでも治らなければ手術になります。

小学生に手術はかなりつらいですよね。

そうならないためには正しいフォームで投げること、普段からセルフケアをしっかり行うこと。痛みがあったら投げないことが重要です。

フォームに関して過去に書いているので参考にされてみてください。

簡単なセルフケアを1つ紹介します。

両肘を体の前でまっすぐ伸ばしてください。

両方とも同じように伸びていますか?

もし利き手の肘が伸びきっていないなら要注意です。

肘を伸ばすストレッチをしっかりやってください。

この離断性骨軟骨炎は意外と痛みが少ないまま進行することもあるようです。

ですので普段からちょっとした変化に気づけるようにしましょう。

親御さんや指導者はお子さんの体を守れるようにいつもチェックしてあげてくださいね。

いかがでしたでしょうか?最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回もまたよろしくお願いします。では!

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