菊池雄星が覚醒した理由とは?
マリナーズの菊池投手は6/12の時点で3勝3敗、防御率4.05、66回2/3を投げて69奪三振とイニング数を超える奪三振を奪っており、11試合に投げ8試合でQSを獲得するなど、先発投手として安定した成績を残しています。
去年までの菊池投手は防御率は2年連続で5点台で、19年は6勝11敗、20年は2勝4敗と期待された成績ではありませんでした。
なぜ今年は安定した成績を残しているのか、フォームを見ると、改善された点があったので紹介します。
画像を見るとわかるように、踏み込んだ足が着地した瞬間の左ひじを見ると、高さが全然違います。
2021年はしっかり上がっていますね。
続いてトップの位置です。
トップとは投げる手が一番高い位置に来た時のことを指していますが、2021年の方が高い位置にきてますね。
肘とトップの位置が高くなると、回転動作に入ったときに、左腕に余計な力を入れずに投げることができるので、リリースに集中することができ、コントロールが安定します。
もちろん肩ひじにかかる負担も軽減されるので、長いイニングを投げることができるようになるでしょう。
フォームを改善することは私たちが思っている以上に難しいことだと思います。特にこれだけ実績がある投手がフォームを変えることは勇気のいることだと思いますし、肩甲骨の柔軟性など身体的な改善もあったと思います。
どちらにせよ、今年の菊池投手はかなり期待ができそうです。
皆さんもフォームに注目しながら、野球を見るとまた違った見方ができて楽しいですよ!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。また次回よろしくお願いいたします。
では!