阪神藤浪投手 ルーキー期・暗黒期・現在でフォームチェックしてみた!
虎党の私としては藤浪投手の復活はここ数年の悲願なのですが、今年は開幕投手を務めるなど徐々に復活の兆しを見せています。現在は勝ちパターンの中継ぎ投手として期待されており、優勝にむけて大きく貢献していただきたと願っております。
そんな藤浪投手ですが、メンタルやフィジカルなどいろいろな面が影響しているとは思いますが、フォーム的になにか変わったところがあるのかどうかを私なりに分析していきたいと思います。ルーキー時代、成績が落ち始めた2017年、そして今年の楽天戦の最新の藤浪投手で比較してみました。
まずは右ひざを一番深く曲げたところ。
膝をつま先より出しすぎると股関節が伸びてしまい、状態が起き上がりやすくなってしまいます。
ですが、こうして比べると2017年が膝があまり曲がっていません。しかし、上体は一番起き上がっているようです。もしかすると重心を後ろにかけて意図的に起こしているのかもしれません。他の年は上体が前傾していますね。もしかすると、カメラのアングル的にそう見えるだけで、真後ろから見るとそれほど曲がっていないかもしれませんね。
踏み込み足が接地したあたりですが、2021年が一番上がっていますね!そして2017年が一番下がっています。
やはりこの時期の肘の位置はとても重要だと思います。
次はリリースです。この部分は速いので微妙に違うのですが、見てほしいのは腕の角度です。2017年が一番縦に振っていますね。噂で聞いたレベルですが、藤浪投手はシュート回転を直そうとして、調子を崩したと聞いたことがあります。こうしてフォームを見ていると、確かに上体を起こして腕を縦に振ろうとしている気はします。リリースポイントが少しずれるだけですが、160キロのボールを投げる超高速の動きですから、この違いはかなり大きいのではないかと思われます。
最後のフォロースルーも2017年は全然違いますね。おそらく置きに行くような感覚があったかもしれません。
それに比べると今年の藤浪投手はしっかり腕が振れているようです。ルーキー時代と比べると左足もまっすぐ伸びていて、内転筋も強くなっているのがわかります。
こうして見ると、今年の藤浪投手はやはりだいぶ良くなっているようです。阪神ファンとして安心しました(笑)!
フォームを改良するのはとてもリスクが伴うなと改めて感じました。
みなさんも指導者から色々なアドバイスを受けると思いますが、自分の感覚や動画なども自分でチェックし、根拠を持って練習してください。やってみて合わなければやめる気持ちが大切かもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
また次回もまたよろしくお願いします。
では!