どうして肩が痛くなるの?

125月 - による ナカタイ - 0 - フォーム

前回「肘下がり」についてお話さしさせていただきました。踏み出し足(右投げなら左足)が着地した時までに肩と肩を結んだ線、いわゆる「肩―肩―肘ライン」まで上げる必要があると。

ではなぜそこまで上げる必要があるかというと、そこまであげないと肩に力が入ってないからです!

皆さんは「インナーマッスル」という言葉を聞いたことあるでしょうか?

「インナーマッスル」とは体の深層にある筋肉で関節を安定させるために働き、よく「体幹」や「コア」と言われていたりします。それが肩関節にもあり、「ローテーターカフ」日本語だと「回旋筋腱板」と言います。それらは4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋)から構成されており、肩を安定させる大事な筋肉です。よく黄色いチューブで野球選手が行っているトレーニングを見たことがある方もいると思いますが、あれは肩のインナーマッスルのトレーニングなのです。(チューブトレーニングのやり方についてはまた別の記事で)

ただし、鍛えていても使えるポジションにまで肘が上がらなければ鍛えていても意味がありません。

肘を肩の高さまで上げ、インナーマッスルが効いた状態で投げることで故障せず、また安定したコントロール、球速upにつながっていきます。

フォームチェックするときに他にも見るポイントはいくつかありますが、私が一番重要視しているのはこの部分です。

日頃行うキャッチボールでも意識して行ってみて下さい。意外と上げているつもりが上がってなかったりするので、チームメイトに見てもらったり動画でチェックしてみるといいかと思います。

次回は下半身の使い方に関して記事を書きたいと思います。では!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です