松坂大輔 ルーキー時代と現在で比較!

306月 - による ナカタイ - 0 - フォーム

平成の怪物こと松坂大輔。

横浜高校での春夏連覇やプロ初先発で155キロを投げたり、WBCでも2度のMVPに受賞するなど、輝かしい実績を残している松坂投手。誰もが認める大投手だと思います。

2010年には最速で日米通算150勝を達成してからは怪我で離脱が多くなり、2011年にトミージョン手術を受けました。その後は本来の球威は戻らず、私たちの期待とは程遠い結果になっていますね。

年齢的なフィジカルの衰えや、怪我の影響によるものはもちろんあるとは思いますが、フォーム的にはどうなのか?今回は松坂投手の1年目と、2020年にオープン戦での投球フォームを比較してみたいと思います。

1 重心移動

右ひざが一番深く曲がったところで比べています。どちらも膝がつま先より出ておらず、骨盤も前傾しているように見えます。現在の方が上体の前傾が強いですね。

2 トップ

トップの位置は現在の方が高いですね。しかしルーキー時代の方が骨盤が回り始めていて上半身との捻転が生まれています。松坂投手は右の広背筋の怪我を何度かやっていたのでそのあたりが影響しているのかもしれません。

3 最大外旋位

ルーキー時代はしっかり体幹がバッター方向へ向いており、体幹は前傾と少し左側屈しています。肘の位置も高く縦ぶりのような感じです。おそらく三塁ベース側からみると顕著にわかると思いますが、上体が後ろに残った感じで投げているのではないでしょうか?

4 リリース

リリースはやはりルーキー時代の方が高い位置から放しています。体幹の前傾も強いので現在よりだいぶ前で放しています。バッターはかなり近いところで投げられているような感覚かもしれません。現在も肘が伸びていて悪いフォームではないですが、ルーキー時代と比べてしまうと躍動感が少ないですね。

5 フォロースルー

頭の位置が全然違います。最大外旋位あたりから体幹の前傾に違いで現れていましたが、フォロースルーで顕著に表れています。左側屈してオーバースローだった分、左ひざが一塁側へ流れています。この辺りは当時から言われていましたが、徐々に治っていった印象があります。(あとで調べてい見ます)

前回の斎藤投手と同じようにフォロースルーで頭が下がらなくなっていましたね。

なにか同じ原因なのか、年齢を重ねることでよくあることなのかは今のところわかりません。今後の私の課題にしたいと思います。

やはり、フォロースルーを理想的に行うには、下半身の筋力と柔軟性、上半身との連動制などかなり難しいフェーズなのかもしれません。腕が安定して触れていないと下半身も使えなくなることもありますし、わかっていても簡単に治せるようなものではないのでしょうね。

いかがでしたでしょうか。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

少しでも皆様の参考になっていただければ幸いです。

また次回よろしくお願いいたします。

では!

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