野球における体力トレーニングの基礎理論要約します~横ジャンプ、片脚ジャンプ編~

207月 - による ナカタイ - 0 - トレーニング フォーム

野球の動作は投げる、打つなど横方向への体重移動がは横方向、そして片足で行われます。

今回は横方向へのジャンプと片脚でのジャンプ動作を理解して、野球の動作に繋げていきましょう。

①横方向へ飛ぶ

最下点での屈曲動作は垂直の場合と同じ
下肢三関節が発揮する力の方向が一致している

膝関節が内外反起こしている(左から1,2番目)    
飛ぶ方向に上体を振るように動くと、下肢三関節が力を発揮す方向が一致せず、下肢がバネのように機能しなくなる

横方向へ飛ぶ時も体の使い方は垂直方向へ飛ぶ時と同じです。屈曲姿勢、屈曲から伸展への切り換えし、運動全体のリズム・タイミングは同じように行います。

方向を変えて飛ぶ際の留意点

①下肢三関節が発揮する力の方向を一致させる

②床反力の方向を調整して跳躍方向をコントロールする

③運動中、上半身は常に垂直(まっすぐで傾かない)に動いている

②片足で跳ぶ

投打の体重移動は片脚支持で行われます。ここでは片脚支持で力を発揮するポイントを片脚での横方向への跳躍を通して考えるとのことです。

身体重心を右足方向に寄せながら右足で地面を右方向へ押し続けると、地面反力によって反対方向への重心移動が始まります。

支持側の下肢三関節が発揮する力の方向を一致させることによって効果的な跳躍が可能になります。

下肢三関節が適切な屈曲姿勢
膝関節屈曲を起点とした屈曲姿勢

跳躍方向に発揮する下肢三関節の力の総和をできるだけ大きくできるように、下肢三関節が適切な屈曲姿勢にならなければなりません。両足支持として比較してとくに留意しなければいけないのが、片脚支持の運動では、身体重心を支持脚に寄せなければ下肢がバネとして効果的に機能しないことだそうです。バネは重さがかかって初めてバネとして機能するようです。

非支持脚の振り出しが大きく身体重心が先行しすぎている
支持脚の膝が内に入り屈曲している
上半身が先行させすぎている

横方向へ飛ぶ際、跳躍方向への意識が強すぎると、思うように動作をコントロール出来ていない場合も多いです。このような跳躍動作では、下肢三関節が効果的に機能していないために、力強く地面を押すことができません。また、上記のような崩れた姿勢では関節にかかるストレスも大きくなり、怪我のリスクも大きくなります。

片足で跳ぶ際の留意点

①身体重心を支持脚側に寄せる

②下肢三関節が発揮する力の方向を一致させる

③骨盤や頭部が跳躍方向に対して先行しすぎず、骨盤を水平に保ち上半身を垂直に近い姿勢を保っておく

いかがでしたでしょうか。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回はいよいよ投球動作についてまとめていきたいと思います。

また次回よろしくお願いいたします。

では!

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