正しくボール握れていますか?
意外と知らないボールの握り方ですが、間違うとパフォーマンスの低下はもちろん怪我にもつながりますので、知らなかった方はしっかり学んでいきましょう!
まず結論から言いますと、写真のように人差し指、中指、親指で三角形を作るように握るようにしましょう。
三角形を作るように握ると母指内転筋と呼ばれる小さな筋肉だけで握ることができます。
しかし、三角形が崩れる握りをすると長母指屈筋と呼ばれる長い筋肉を使うことになります。
すると手首と前腕に力が入ってしまうので、肘も上げにくくなってしまいます。
こういった握り方はある程度手の大きさも必要なので、野球を始めたばかりの小学生などは握りたくても握れない可能性があります。
そういった場合は無理に直そうとせずに、手が大きくなるまで無理をさせないでいいと思います。
手の大きさが十分で握れる人はすぐに矯正しましょう。
正しい握り方をするメリットはまだあります。
人差し指と中指を親指で三角形を作り挟むように握るとリリースするときに指にしっかりかかるようになります。
手首と前腕もリラックスしているので、肘も上げやすくなり、指先の感覚も感じやすくなります。
リリースの感覚が分かりにくい人や、投げたボールがスライドしたりしている人は、握り方に問題がある可能性があります。握り方を見直してみましょう!
いかがでしたでしょうか。
今日は握り方について説明していきました。
解剖学的に見ると、握り方もとても重要なのことが分かったかと思います。
また次回よろしくお願いいたします。
では!