公園でできる!瞬発力アップトレーニング
トレーニングは「柔軟性」「身体操作性」「筋量」「筋出力」の4つをバランス良く高めていくことが大事です。
その中で今回は「筋出力」のトレーニングを紹介していきます。
「筋出力」はいわゆる瞬発力や筋パワーという言い方もします。
「筋量」を上げるトレーニングと違い、どの年代でも行うことができるので、野球を始めたばかりの小学生でもしっかり行ってもらいたい部分です。
「筋出力」トレーニングはプライオメトリックトレーニングと呼ばれ、下半身であればジャンプ系のトレーニングが基本です。
プライオメトリクスは素早く力強い動作であり、筋肉をなるべく速く伸び縮みさせることで大きなパワーを出します。(伸張ー短縮サイクル(ストレッチ-ショートニングサイクル、SSC))
この能力が高い選手は体が小さくても150キロを投げたりホームランを打ったりすることも出来ますし、足も速くなります。
持てるパワーを効率よく、タイミングよく発揮するトレーニングというイメージで行ってください。
そのプライオメトリックトレーニングの代表的なのが
ボックスジャンプ
というトレーニングがあります。
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ボックスを利用してジャンプを繰り返し行うトレーニングです。
ただボックスなんてジムに行かない限りなかなか購入できないと思うので、ボックスがなくてもできる方法を紹介します。
ボックスジャンプを行う前にまずは正座した状態から行って見てください。
足首を使って飛ぶ人が多いので、股関節や体幹を使って飛ぶ感覚を身につけましょう。
まずはスキーのジャンプのように前傾姿勢をとります。
そしておなかに力を入れ、背中を反らしながら斜め上方向に力を生み出すイメージでジャンプします。
これが出来たらボックスジャンプを行いましょう。
公園のブランコの周りにある柵がちょうどいい高さだったので利用しました(笑)。
だいたい自分の膝くらいの高さから始めていいと思います。
膝を曲げすぎずに股関節を使ってジャンプします。
この時に膝の向きが内側に入らないように気を付けて行ってください。
膝と股関節を曲げて伸ばす時間を出来るだけ短く速く、そして全力でジャンプすることがポイントです!
また、野球は投球、打撃、走塁と体を捻る動きも多いので写真のように横向きの状態からジャンプするトレーニングも行いたいです。
なるべく速く、全力で行います。
10×3セット行いましょう。
慣れてきたら片足で行ってもいいでしょう。
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いかがでしたでしょうか。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。
また次回よろしくお願いいたします。
では!